学会発表

小児科学会、下関でポスター発表してきました。
アトピー性皮膚炎について。
ありがとうございました。

学会の書籍コーナーにも本ありました!

小児アトピー性皮膚炎に対するネモリズマブ投与後の皮膚症状発現リスク
Risk factors for cutaneous manifestations associated with nemolizumab in pediatric atopic dermatitis
抄録本文:
【緒言】ネモリズマブはアトピー性皮膚炎に伴うそう痒に対して6歳以上から適応が通った。ネモリズマブは投与後、紅斑等皮膚症状の発現を認めることがある。
【目的】小児アトピー性皮膚炎に対するネモリズマブ投与後の皮膚症状発現リスクを明らかにする。
【対象】期間は2022年8月から3年間。当院でネモリズマブを投与した小児アトピー性皮膚炎32例。Eczema area and severity index(EASI)は1人の医師が評価した。男/女、14/18例。ネモリズマブ30mg/60mg、20/12例。アレルギー性鼻炎あり/なし、11/21例。ダニ舌下免疫療法あり/なし、10/22例、気管支喘息あり/なし、2/30例。投与前デュピルマブあり/なし、7/25例。投与前ウパダシチニブあり/なし、2/30例。年齢は中央値11歳(6-17)(範囲)。体重(Kg)、40.4(18.5-100)。EASI、 26(16-42)。Patient oriented eczema measure、12(4-26)。IgE (IU/mL)、1,129(53-9,010)。好酸球 (/μL)、342(0-974)。TARC (pg/mL)、326(94-14,179) 。
【方法】診療録を用いて後方視的に検討した。
【結果】皮膚症状は31%(10/32例)で認めた。全例で紅斑を認めた。皮膚症状を認めた群で上記項目のうち、60mg、ダニ舌下免疫療法あり、EASIで有意差を認めた(p<0.05)。皮膚症状発現時期は、投与後2.5か月(1-10)であった。
【考察】60mg、ダニ舌下免疫療法あり、EASIが高い例は、ネモリズマブ投与後の皮膚症状発現リスクが高いことが示唆される。